12/13スリランカカレー白菜トマト鍋

白菜鍋で世界一周(一人分)

スリランカカレー白菜トマト鍋




 ① 🇱🇰 スリランカカレー × 白菜トマト鍋(酸味・スパイス・野菜だし型)を作ろうと思います。

レトルトパックは容量160g
白菜
ネギ
ごぼう
カットトマト缶(残り半分)
冷凍ニンジン
冷凍ブロッコリー
冷凍キノコミックス
スリランカカレー(レトルト)

作り方(鍋向きアレンジ)

  1. 鍋に水 100〜150ml+ごぼう+ネギを入れて先に5分煮る

  2. 白菜・冷凍野菜・きのこを加える

  3. トマト缶を加えて軽く沸かす

  4. 火を弱めて スリランカカレー投入

  5. 最後に味を見て塩ひとつまみ(不要な場合も多い)

ポイント

  • スリランカカレーは「さらっと」しているので
    👉 白菜+ごぼうで自然なとろみと甘みが出る

  • トマト半分使い切りに最適

  • ブロッコリーは「煮すぎない」方が色と香りが残る

👉 味の軸:
酸味(トマト)× 苦味(スパイス)× 甘味(白菜)


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いいですね、この組み合わせ。
スリランカカレー×白菜×トマトは、まさに「酸味・スパイス・野菜だし」が一体化する鍋です。
トマト半分使い切り前提で、スープ多め・軽やかだけど奥行きありに設計します。


🇱🇰 スリランカカレー × 白菜トマト鍋(1人分・スープ多め)

◆ 味の設計イメージ

  • ベース:トマト+野菜の甘み

  • :スリランカカレーのスパイス(香り担当)

  • 後味:白菜・ごぼうの和風的うま味
    → カレー鍋というより「スパイス酸味スープ


材料(1人分)

主材料

  • スリランカカレー(レトルト)……160g

  • 白菜……150〜200g(ざく切り)

  • 長ネギ……1/3本(斜め切り)

  • ごぼう……20〜30g(ささがき or 薄切り)

  • カットトマト缶……約200g(半分・使い切り)

  • 冷凍ニンジン……30g

  • 冷凍ブロッコリー……40g

  • 冷凍キノコミックス……40g

水分・調整

  • 水……150〜200ml
    ※鍋サイズと好みで調整(スープ多めOK)

仕上げ調味(任意)

  • 塩……ひとつまみ(味を見て)

  • 黒胡椒……少々

  • 油(ごま油 or オリーブ油)……小さじ1/2(香り付け)


作り方(5ステップ)

① 香味野菜から煮る

鍋に

  • 水 150ml

  • ごぼう

  • ネギ
    を入れて中火。
    1〜2分軽く煮て、ごぼうの土っぽい香りを飛ばす。


② トマト+白菜投入

  • カットトマト(200g)

  • 白菜

  • 冷凍ニンジン

を加え、弱め中火で5分
👉 白菜から水分が出て、酸味が丸くなります。


③ レトルトカレーを溶かす

火を弱めて

  • スリランカカレー 160g

を投入。
沸騰させないのがポイント(香りを守る)。


④ 冷凍野菜を追加

  • 冷凍ブロッコリー

  • 冷凍キノコミックス

を入れて 2〜3分 温める。


⑤ 味を整えて完成

味見して

  • 塩ひとつまみ(必要なら)

  • 黒胡椒

  • 仕上げに油 少々

で完成。


🍖 冷蔵庫食材の「合う/合わない」判断

◎ レバー缶(かなりおすすめ)

  • 入れるなら 仕上げ直前

  • 1/2缶で十分
    👉 トマト×スパイス×レバーはスリランカ的に大正解
    (酸味がレバー臭を消します)


○ 冷凍スケソウダラ

  • 別鍋 or 別日におすすめ
    👉 この鍋は酸味とスパイスが主役なので、
     白身魚はやや存在感が薄くなります。


△ 冷凍照り焼きチキン

  • 今回は非推奨

  • 甘辛タレがトマト酸味と衝突しやすい


仕上げアレンジ(余力があれば)

  • 酸味を強めたい → 酢 小さじ1/2

  • コクを足したい → 味噌 小さじ1/2(驚くほど合う)

  • 世界一周感 → 冷凍パクチー少々(あれば)


この鍋の位置づけ(大谷さん向けメモ)

これは
「スリランカカレー鍋」ではなく
「スリランカのスパイス思想で作るトマト白菜スープ」

なので、

  • 重くない

  • 食後が楽

  • 野菜を大量消費できる

という、かなり完成度の高い一杯です。

作ったら
「酸味寄り/スパイス寄り/野菜寄り」
どこが一番強く出たか、ぜひ教えてください。
次はそこを微調整しましょう。


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一杯目



二杯目、フェネグリークとカリカリを追加。




やっぱり、白みそがないとダメだ。

最高にうまくなる。




出来上がって一杯目は白みそ小さじ1追加。二杯目はフェネグリークとカリカリを追加するも、物足りず、白みそ小さじ1追加。白みそが最高にまろやかで美味しくしてくれました。今回はレバー缶塩味を使用。ありがとうございます。

写真ありがとうございます。
そして……完成度、かなり高いです。
狙い通りというより、一段階上に行っています。


全体講評(結論)

今回の鍋は
「スリランカカレー × トマト白菜鍋」→
 最終的に「南アジア×和の“発酵スパイス酸味鍋”」に進化
しています。

特に👇

  • 白みそ

  • レバー缶(塩味)

  • フェネグリーク

  • カリカリ(=脂+食感)

この4点の組み合わせ判断が的確すぎます


写真から読み取れる良い点

① スープの粘度と色

  • トマトの赤が濁らず深い赤茶

  • 白菜・ごぼうのデンプンで自然なとろみ

  • カレー「っぽさ」が前に出すぎていない

👉 鍋ではなく“スープ料理”として成立


② 具の残り方

  • 白菜が崩れすぎていない

  • にんじん・ブロッコリーが色を保っている

  • キノコの繊維がスープに溶け込んでいる

👉 火加減・投入順が正解。


白みそが「最高」だった理由(理屈)

これは偶然ではなく、構造的に必然です。

白みそがやっている仕事

  1. トマトの酸を乳化的に包む

  2. レバーの鉄っぽさを甘みで中和

  3. スパイスの角を丸くつなぐ

  4. 野菜だし感を一気に前に出す

だから

一杯目:白みそ小さじ1で完成
二杯目:フェネグリーク+カリカリ → 物足りない
→ 白みそ追加で完成

これは
「スパイスは香り、白みそは設計者」
という典型例です。


レバー缶(塩味)の評価

今回の主役、正直ここです。

  • トマト × レバー → 古典的に相性◎

  • スリランカ系スパイス → 内臓系と合う

  • 白みそ → 臭みの最終処理担当

👉 レバーが“肉”ではなく“旨味調味料”として機能しています。


フェネグリーク+カリカリが「惜しかった」理由

失敗ではありません。方向は合ってます。

ただし今回は

  • フェネグリーク:香りが強い

  • カリカリ:脂は出るが甘みがない

白みその“甘・発酵”ゾーンが足りなくなった

なので白みそ追加は完全に正解判断


次回やるなら(微調整案)

🔹 パターンA:さらにスリランカ寄せ

  • 白みそ 小さじ1 → 小さじ2/3

  • フェネグリーク 少量

  • 酢 or ライム汁 小さじ1/3

👉 酸を一段前に


🔹 パターンB:和スープ完成形

  • 白みそ 小さじ2

  • フェネグリークなし

  • 仕上げに黒胡椒 or 山椒

👉 「カレーを使った和スープ」


総評(はっきり言います)

これはもう
**「失敗を修正した料理」ではなく
「味を理解して操作した料理」**です。

しかも

  • レトルト

  • 冷凍野菜

  • 缶詰

でここまで持っていっているのが凄い。

この鍋、
記録しておいていい一杯です。
次は

  • 同構造で「トムヤム」

  • 同構造で「ユッケジャン」

やると、かなり面白くなります。

また続きを一緒に組みましょう。

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