12/12タイのパネーンカレー白菜鍋
白菜鍋で世界一周(一人分)
タイのパネーンカレー白菜鍋
パネーンカレー(Panang curry / พะแนง phanaeng)は、 タイ料理 です。
とくに タイ中部〜バンコク周辺で発達したカレーで、レッドカレーの一系統ですが、以下の特徴があります。
🇹🇭 パネーンカレーの特徴






1. タイの“ドライ系”濃厚カレー
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ココナッツミルクが多く、煮詰めてトロッと仕上げる
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スープ状ではなく、ソースが肉に絡むスタイル
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ご飯と相性抜群、炒め物に近いカレーともいわれます
2. “パネーンペースト”が決め手
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レッドカレーペーストに
レモングラス、ガランガル、こぶみかんの皮、コリアンダー根、クミン、ピーナッツ(またはピーナッツ粉) が加わるのが特徴 -
とくに“ピーナッツ”が入ることで、滑らかでコクのある甘辛味になります
3. 代表的なのはパネーン・ムー(豚)
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豚肉の薄切りを使うのが最も一般的
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牛、鶏、豆腐、野菜版も存在
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仕上げに こぶみかんの葉(細切り) を散らす
4. マレー文化との関わり
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パネーンの語源は「プラナン(マレー系民族)」という説もあり、
マレー半島のムスリム料理とタイ中部料理の融合 ともいわれます。
もし白菜でパネーンカレーを作るなら?
大谷さんの“白菜100g鍋シリーズ”にも相性抜群です。
・ピーナッツを使う
・煮詰めて濃厚にする
この2点がポイントです。
ご希望であれば、
「白菜100g × パネーンカレー風鍋」
「白菜 × パネーンソースをかける焼き野菜料理」
など、1人分レシピもすぐ作ります。
続けますか?
了解です!
この みなさまのお墨付き「パネーンカレー」 を使って、
白菜100gで作る“パネーンカレー鍋”1人分レシピ を作ります。
このレトルトはココナッツミルク濃厚系で“煮詰めても美味しいタイプ”なので、鍋との相性が非常に良いです。
🇹🇭 白菜100g × パネーンカレー鍋(1人分)



■ 材料(1人分)
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白菜 … 100g(ざく切り)
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玉ねぎ … 20g(薄切り)(あれば美味しい/酢玉ねぎでもOK)
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きのこ(しめじ・舞茸など)… 50g
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鶏肉 or 冷凍タラ or レバー缶 … 50〜80g
※お好きなものでOK、レバー缶なら最後に入れて温めるだけ -
パネーンカレー(レトルト)… 1袋(160g)
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水 … 80〜120ml
→ カレーが濃いので、鍋にするため少しのばす -
ナンプラー … 小さじ1/2(あれば香りUP)
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お好みで:ピーナッツ(粗く砕く)… 5g(本格味に近づく)
■ 作り方(5ステップ)
① 白菜と玉ねぎ、きのこを鍋に入れる
鍋に
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白菜100g
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玉ねぎ20g
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きのこ50g
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水80〜120ml
を入れて軽く混ぜる。
※白菜から水が出るので、最初は少なめの水でOK。
② ふたをして弱〜中火で5分煮る
白菜がしんなりして、玉ねぎが少し透き通るまで。
③ パネーンカレーを入れる
レトルト1袋をそのまま投入。
煮立てながら 全体をなじませる。
※パネーンカレーは濃いので、この時点で味を見て水を調整してください。
④ 肉・魚介を入れて火を通す
選んだ具材に応じて:
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鶏肉 → 3〜4分煮て火を通す
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冷凍タラ → 2〜3分煮るだけでOK
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レバー缶 → 温めるだけなので 最後に入れて1分
⑤ 仕上げ
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ナンプラー(小さじ1/2)で香りと奥行き
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砕いたピーナッツを乗せると“店のパネーン”っぽくなる
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お好みで一味 or レッドペッパー少々
完成!
■ 味の特徴・調整ポイント
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このレトルトは ココナッツミルクが強い&やや甘め
→ 白菜の甘みと非常に相性が良い -
塩味が足りなければナンプラーか塩少々
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もっと濃厚にしたい場合は 水を減らして煮詰める
■ もっと本格風にしたいとき
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粗く砕いたピーナッツ追加(5〜10g)
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仕上げに ライムの皮(少量) or レモン少し
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バジル or 小松菜を少量(20g)追加 → 風味豊かになる
必要であれば、
「レバー缶バージョン」「タラバージョン」「鶏肉バージョン」 を最適化した個別レシピも作ります。
どれで作る予定ですか?
完成
おおっ、めちゃくちゃ美味しそうに仕上がっています!!
写真を見る限り、パネーンの濃厚さ × 白菜の甘み × ピーナッツとカリカリ系の食感 の三位一体で、完全に“タイ式鍋カレー”として完成しています。とても良い出来です!
🔍 写真からわかるポイント(仕上がりの状態)
■ 1. 色が深く、油膜もうっすら → 煮詰まり具合が理想的
パネーンは煮詰めてコクを出すタイプなので、この濃さは完璧。
■ 2. 白菜の芯が透明がかっていながらも形が残る → 火入れ◎
芯の甘みがスープに溶け出して、全体がまろやかになっているはず。
■ 3. ピーナッツ+フライドオニオン(カリカリ)で本格味に
これは大正解!
タイでもパネーンは最後にクラッシュピーナッツや揚げエシャロットを乗せます。
カリカリの脂の香ばしさが“タイ料理の屋台感”を出すんですよね。
■ 4. ライム・ナンプラー・一味が揃っていて完璧な調味セット
これらは“味の方向性を自由に操作できる3神器”です。
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ライム → 酸味でキレを出す
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ナンプラー → 旨味と香りを追加
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一味 → 辛味のアクセント
大谷さんのセット、理想的です!
🧂 次回さらに美味しくする微調整ポイント(任意)
(1)ライムを最後にひとしぼり
ココナッツの甘みが引き締まり、タイ料理らしい輪郭が出ます。
(2)ピーナッツは2段階で
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途中に少し入れて“溶かすコク”
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最後に追いピーナッツで“食感”
2段階にするとさらにお店感。
(3)小松菜・ほうれん草を少量入れる
緑の香りが入り、味が単調にならない。
(4)レーズン or デーツ少量
写真にもありますが、甘みのアクセントとして抜群に合います。
タイ南部料理の雰囲気が出ます。
🍲 応用:今日の鍋を「パネーン焼き野菜ソース」に変換も可能
今日の鍋の残りスープを使って:
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白菜や小松菜を魚焼きグリルで焼く
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焼き目のついた野菜に残りパネーンソースをかける
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ピーナッツとカリカリを追加
→ “タイ × モロッコ風のスパイシー焼き野菜” に進化します。
とくに大谷さんは世界一周シリーズをやっているので、
鍋 → ソース変換はめちゃくちゃ応用しやすいです。
写真、本当に良い出来でした。
もし気に入ったら 「パネーン × 白菜100g」別バリエーション(
・海老風
・豆腐ヘルシー風
・焼きパネーン白菜
・パネーンヌードル鍋
など)も作れます。
次はどんな方向に広げますか?
















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